神社紹介 

眞弓神社

  • 神社名 :眞弓神社 (まゆみじんじゃ)
  • 通称  :お眞弓さん、眞弓山、眞弓山王大権現
  • 連絡先 :電話・FAX 0294-74-2803
  • 公式HP :https://www.mayumi-jinja.or.jp
  • 鎮座地 :茨城県常陸太田市真弓町陣ケ峰2766
  • 社務所 :茨城県常陸太田市真弓町2255
  • アクセス:JR水郡線常陸太田駅又はJR常磐線大甕駅
  •      茨城交通眞弓廻り西真弓バス停下車
  •      常磐自動車道日立南太田ICより、
  •      常陸太田方面県道61号線

【御祭神】

 大己貴命 (おおなむちのみこと)、少彦名命 (すくなひこなのみこと)

【御神徳】

 古来修験の山でもあり武門の神様で必勝祈願、魚業関係者の海上安全・大漁満足の祈願、薬の健康祈願、
 大理石(寒水石)の由来等もあり必勝、合格、健康、海上、交通、良縁などの祈願がある。

【御由緒】

 大同2年(西暦807)の創立(社伝)。坂上田村麻呂、大伴乙麻呂、北征の日此処に八所権現を斎祀。寛治年中、源義家この神に祈願し、陸奥を平定して凱旋の日、弓八張を奉って報賽。よって真弓八所権現という。(天明2年罹災にて古記を失う)
 古来武門の崇敬社とし著名で佐竹氏真弓一村余地社殿造営。徳川幕府25石の圭田を進む。神陰流の元である陰流の始祖愛州移香当山に籠り修行し、極意をえた。(社伝)
 水戸藩主徳川光圀公山王大権現と称号を奉る。又当山が水戸城の鬼門にあたるため、又神徳を崇敬し20余村の大鎮守とし、歴代藩主は、春季大祭に御連枝様を代参させられた。
 徳川斉昭公が弘道館記碑を作るとき当山の大理石を使用する際「お止山」であったため大風雨となり烈公は和歌「武士の引立様と曳く石を真弓の神のいかで惜まむ」「我が国の道をひろむる石されば真弓の神の崇りあるまじ」の二首を奉献する。
 天明3年宮司宅地内に分社(里宮)を創建する。明治元年12月社号を真弓神社と改める同5年1月村社に列格、同43年9月22日(第五一二号)供進指定される。
 昭和19年4月8日東久邇宮盛厚殿下御参拝あらせられる。
 昭和27年6月16日宗教法人設立、同29年10月社殿改築する。
 西参道に入口お不動様には、山の大理石から浸透してくる御水の御裳裾川、飛地の厳島神社(弁天様)も同じく御裳裾川の御水が絶えず流れている。

【祭礼・行事/期日】

 歳旦祭     正月元日
 春季例大祭   旧2月15日 (世界の平和、人々の農作業の始め、漁業関係者の大漁を祈願)
 御田植祭(里宮) 旧6月13日 (お米代表し、五穀豊穣の祈願又子孫繁栄の祈願)
 八朔祭     旧8月1日  (虫除け、疫病除け等の祈願、神饌に萱の箸を供える)
 秋季例大祭   10月1日  (秋の収穫を神様に供えお礼又子孫繁栄の祈願)
 甘酒祭     旧10月18日 (新穀で作る甘酒を供える)

【境内社】

 竃殿神社 (澳津彦命)、琴平神社 (金山彦命)、阿夫利神社 (石礙度売命)、厳島神社 (市杵島姫命)
 稲荷神社 (倉稲魂命)、八幡神社 (誉田別命)、秋葉神社 (軻遇突知命)、大杉神社 (猿田彦命)
 天満宮 (菅原道真公)、二十一社 (二十一神)、八坂神社 (素戔嗚命)、不動尊神 (明王の神)
 飛地境内 秋葉神社、厳島神社 (弁天様)

【御神紋、社紋】

 扇に月の丸

【文化財、ご神木等の特色】

 爺杉 (樹齢1,000年、目通り9.5m、樹高約45m、昭和46年天然記念物 市指定・県指定)
 境内には、巨木が多くあり散策には良い環境である。