神社紹介
鷹房神社
- 神社名 :鷹房神社 (たかふさじんじゃ)
- 宮司名 :黒澤正己 (くろさわまさみ)
- 鎮座地 :茨城県常陸太田市小目町1
- アクセス:JR水郡線常陸太田駅より車にて4.2km
- 茨交バス小目下車
【御祭神】
健羽槌命 (たけはづちのみこと)
【御神徳】
紡績、裁縫、産業開発、武勇神
【御由緒】
社伝によれば康平年中(西暦1058)源頼義奥州征討の途次この宮社を建て、誉田別命を祭る。その後元禄年中(西暦1689)に改めて健羽槌命を祭る。頼義東征のおり軍馬をこの地に留め休息をとる、時に鷹が本殿後方の矢篠の群生に稲穂をくわえて飛来してとまりその稲穂をおとす。村人がその稲穂を種子として作りしところ豊作をもたらし以来その矢篠を祭り拝み、神の霊験が高かった。これよりこの矢篠を御神体と仰ぎ拝み、社名も鷹房神社と名付けられたと云う。
御神体はきちんと本殿の中に納められていることが多いが自然の姿のままであるのは珍しい。この矢篠はあまり増えも減りもしないが、増えたものを刈ってもけっして神域から持ち出してはいけない。この禁を破った者にはかならず罰があるとも言われている。