神社紹介
西金砂神社
- 神社名 :西金砂神社 (にしかなさじんじゃ)
- 宮司名 :中嶋又実 (なかじままたみ)
- 連絡先 :電話 0294-76-9251
- 鎮座地 :茨城県常陸太田市上宮河内町1915
- アクセス:JR水郡線山方宿駅より約10km
【御祭神】
大己貴命 (おおなむちのみこと)、少彦名大神 (すくなひこなのおおかみ)
国常立大神 (くにのとこたちのおおかみ)
【御由緒】
平城天皇の御代、延暦25年(西暦806年)3月11日、天台沙門宝珠上人が近江国日吉権現をこの西金砂山に奉遷した。常陸七郡の総社として佐竹氏を始め、多くの武将の崇敬厚く、往昔は一万石を有した。慶長7年(西暦1602年)佐竹氏秋田へ移封の際には当社を遷宮し、秋田市内に鎮座している。
水戸光圀公は神道を崇め、寛文6年(西暦1666年)4月に領内寺院997寺を廃寺したのであるが、その時二十一坊も排除された。
元禄13年(西暦1700年)定源寺内にあった古仏像をすべて廃し、新たに神社に生まれ変わり、神鏡一面を鋳造し、山王権現と刻み、幣帛を加えてこれを神璽とした。その後光圀公はガラスの酒瓶一対を奉納して神前の祭器とした。同年7月に参拝している。
明治になり社格が制定され、明治6年に村社、大正12年に郷社、さらに昭和になって県社に昇格した。
【祭礼・行事/期日】
元旦祭 1月1日
節分祭 2月節分の日
春祭 4月10日
新嘗祭 11月23日
献穀祭 11月23日
〆折祭 12月7日
例祭 12月12日
十二合祭 12月13~14日 深夜12時開始
磯出大祭礼 72年毎に6泊7日で日立市水木浜へ出社
小祭礼 6年毎に3泊4日で太田馬場へ出社
【境内社】
白山神社、熊野神社、八幡神社、神明社、春日神社、諏訪神社、鹿島神社、稲荷神社、大杉神社
素鵞神社、鷺森神社、雷神社、駒形神社、厳島神社、山野神社、天満神社、西宮神社、竈神社
松尾神社、足尾神社、竜田神社
【御神紋、社紋】
左三つ巴、五本骨扇に日の丸
【文化財、ご神木等の特色】
〈御神木〉
杉
銀杏 (樹齢約750年) 茨城県指定天然記念物
椹 (樹齢約750年) 茨城県指定天然記念物
〈文化財〉
田楽舞 一段目 四方固め、二段目 獅子舞、三段目 種子蒔、四段目 一本髙足
(昭和46年 国指定無形文化財指定)
火消し行列 小祭礼に町田町より奉仕される
(昭和30年 茨城県指定無形文化財指定)