神社紹介 

八龍神社

  • 神社名 :八龍神社 (はちりゅうじんじゃ)
  • 宮司名 :小澤淑寿 (おざわよしひさ)
  • 連絡先 :電話 090-4022-7425又は0295-78-0038
  • メール :なし (本務神社宛ozaoza.ny@outlook.jp)
  • 鎮座地 :茨城県久慈郡大子町上岡1996
  • アクセス:JR水郡線常陸大子駅下車 茨城交通バス
  •      初原森の前行き又は盛金行き約4分
  •      中の内バス停下車徒歩約7分
  • 駐車場 :8台程度駐車可

【御祭神】

 闇龗神 (くらおかみのかみ)

【御神徳】

 クラは断崖の下の峡谷を指し、オカミは水を司る龍の意と云われる。全国各地には、九頭竜伝説が伝承されているが、この九頭竜こそが闇龗神なのではないかとも云われる。
 水は万物の命の源であり、水の恵みをもたらす龍神として、祈雨・止雨の御利益があるとされることから、開運などの御神徳があると伝わる。

【御由緒】

 創始年代は不詳であるが、大同年間(西暦806~810年)の創建とも伝わる。

【祭礼・行事/期日】

 祈年祭 2月中旬
 例祭  4月14,15日
 新嘗祭 11月下旬
 祈年祭・例祭・新嘗祭は、上岡地区のもう1社・十二所神社と同日付に時間をずらして斎行する。
 また5年毎に出社例祭を斎行し、その際は、両社の神輿を御旅所に奉安し祭典を行う。
 尚、同所には皇紀2600年(昭和15年)を奉祝する石碑が建立されている。

【境内社】

 金刀比羅神社 (ことひらじんじゃ)、稲荷神社 (いなりじんじゃ)、他

【御神紋、社紋】

 左三つ巴

【文化財、ご神木等の特色】

 「八九間 空で雨降る 柳かな」境内の社殿左側・稲荷神社の傍らには、松尾芭蕉が詠んだ俳句の石碑が建立されています。
 松尾芭蕉(寛永21~元禄7年(西暦1644~1694年))は、江戸時代前期の俳諧師で三重県上野市(現在の伊賀市)出身。芭蕉が弟子の河合曾良を伴い、元禄2年(西暦1689年)3月に江戸を立ち東北、北陸を巡り岐阜の大垣まで旅した紀行文『おくのほそ道』が特に有名である。
 尚、町内には松尾芭蕉の句碑が二ヶ所有り、一基は金町観音堂、もう一基が当社になります。
 「上岡お祭伝承館」並びに「旧上岡小学校」については、十二所神社の項を参照願います。