神社紹介 

関戸神社

  • 神社名 :関戸神社 (せきとじんじゃ)
  • 通称  :関戸米大明神 (せきとめだいみょうじん)
  • 宮司名 :菊池秀子
  • 鎮座地 :茨城県久慈郡大子町頃藤6506
  • アクセス:JR水郡線上小川駅より徒歩約20分(1.5km)
  •      水戸より国道118号線を下り、
  •      上小川駅手前の国道を左側にそれると
  •      左奥に森があり、関戸神社が鎮座している。

【御祭神】

 天津彦根命 (あまつひこねのみこと)

【御神徳】

 農業の開拓、商工業の繁栄、疫病災厄を関戸米(せきとめ)る
 開運厄除、家内安全、交通安全、家運長久、子孫繫栄

【御由緒】

 御祭神である「天津彦根命」は、「天照大御神」と「素戔鳴尊」との誓約の時、息吹の中に生まれた子である。
 関戸神社は、第51代平城天皇の、大同元年(806年)3月8日に創建される。
 常陸国誌によれば、「当地に焼山関あり、常陸国と奥州国の国境にして、関戸明神を祀る」と記されている。
 常陸国と奥州国への道筋の国境にある境の明神として、信奉されていた。
 関戸神社は、通称「関戸米大明神」(せきとめだいみょうじん)と称えられ、疫病から民を守る神として氏子から厚く信仰され、御神徳高く崇敬されている。
 「関戸米大明神」の有難い御霊感により、悪い鬼を退散し、人々の不幸災難が入り込むのを関戸米(せきとめ)心の清浄安泰を護持する守護神である。
 永承6年(1051年)当時陸奥では、豪族安倍氏の勢力が増大していた為、八幡太郎源義家は、武士を率いて、京から東北へ向かう途中、当社に立ち寄り、宝刀一振を奉献して戦勝祈願した。

【祭礼・行事/期日】

 春季例祭  4月3日,4日 5年毎に神幸祭を行い、大子町頃藤を御神輿が巡る
 歳旦祭   1月1日
 節分祭   2月3日
 祈年祭   2月17日
 例祭    4月3日
 七五三祝祭 11月15日
 新嘗祭   11月23日

【境内社】

 稲荷神社 (いなりじんじゃ)、天神宮 (てんじんぐう)、竈神社 (かまどじんじゃ)
 水神宮 (すいじんぐう)、近津神社 (ちかつじんじゃ)、白山神社 (はくさんじんじゃ)
 風神社 (かぜじんじゃ)

【御神紋、社紋】

 三つ巴

【文化財、ご神木等の特色】

 関戸神社の境内には、樹齢500年以上の大杉や、欅、樫、榧が鎮守の社をつくり、御神徳の威厳を醸し出している。